前節で勝敗や得失点などチャラになって迎えた第3節。
相手はど〜やら好調らしい清水。
まさか
ユキヒコや
春一番が出てないからってワケじゃないよね?(笑)
最近すこぶる守備が安定してきており、東京も獲得を狙っていた
藤本が調子いい様子。
相対するG裏には例によって独特の応援を繰り広げるオレンジなサポーター。
「青赤とオレンジって、なんか色栄えするな〜。もっと天気が良くて芝の状態が良ければ色彩鮮やかなんだけどな〜。」
などと、選手入場を見ながらフト思ってた次第でございます・・・。
2006年 第3節 FC東京 vs 清水エスパルス @ 味の素スタジアム
ピッチ上で繰り広げられたサッカーは決して色鮮やかというワケにはいかなかったな〜。
もちろん青赤側の事ですけど、なにか?
ポゼッション・サッカー云々の話が、イメージだけが何歩も先をただ一人歩きしている感がある昨今の東京地方。
サッカーってそもそも縦にポ〜ンと蹴って、そのまま入っちゃえばいい話しなんです。
そしてそれが入っちゃえば楽なんです。
でも逆に相対的なスポーツでして、敵もアホじゃないから縦一本なんて守り易いんです。
だからそれを崩す為にパスがあったりドリブルがあったりするワケでして。
別に前に行ける時は行けばいいし、無理だと判断したらパスに切り替えればいい。
ただそれだけの話。
でも、そのシンプルな事が実際は恐ろしく難しい作業であることも事実んだんだよね〜。
だって敵がいるんだもん。こっちが思った通りに相手が言うこと聞いてくれるはずはない。
反対にこっちだって相手の言いなりになって動くわけじゃないでしょ?
だからお互い相手の上を行く為に、ゴールする為に、なにより勝つ為に戦術があるんだよね。
現在東京がやっているサッカーっていうのは、実は相当レベルが高いものを目指していると思う。
J1に昇格した当初は全ての面でチーム力が不足している部分があるから、堅守速攻なるサッカーを実践した。
大熊監督率いる東京は、まず自分たちのサッカーより相手の方が強いという事を現実に受け止めて、
その格上を倒す手段として有効的なカウンター・サッカーを選択した。
東京に限らず昇格チームの鉄則とも言えるサッカー。
次のステップとして招聘された監督が
ヒロミ。
攻撃サッカーを声高に宣言し、積極的に高い位置から守備を仕掛け、奪ったら縦に速いサッカーを実践し、
それまでのサッカーよりも明らかに攻撃色が強くなった。
J1でやっていけるというメドがたったと同時に観ていて爽快さを味わうことのできるサッカー。
浮き沈みの激しいシーズンもあったけれど、ナビスコ杯という東京初のタイトルを獲得したね。
そして今季より初の外国人監督、ブラジリアンな
ガーロを招聘し、更なる挑戦が始まった ―。
ブラジル人監督を呼んだ理由は他でもない、昨年のブラジル・デーがあまりにも盛り上がらなかったからだろう。
サンバ隊のピッチ一周もなければスタジアムもカナリア色に染まらない。出場したブラジル人が怪我を抱える
ジャーンのみ。
フロントも「こりゃマズイ!」と慌てたに違いない。
いやいや、違うがな!(慣れない関西弁のぎこちなさに一人で酔ってみる)
組織的に守備から始まる(構築する)サッカーである程度メドが立ってきた以上、マンネリやリフレッシュも兼ねて
次のステップへ進む為に、まず攻撃から始まる、自分たちがボールを持っているところからという発想になった。
もちろん、ポゼッション・サッカーをする為じゃなく、リーグ優勝というタイトルを獲得する為に。
欧州はスペインの色が濃く、更には日本人気質も持ち合わせている守備から始まる
ヒロミの攻撃サッカーと、
南米はブラジルの色が濃く、自らもブラジル人である気質を押し出す攻撃から考える
ガーロのポゼッション・サッカー。
タイトルを求めて同じ攻撃サッカーを目指すにも、アプローチの仕方が異なる、差ではなく違い・・・。
実に面白い(笑)
そりゃ直ぐに結果なんて出せるかっつ〜の!? 単純に観ていて面白いか否かは別問題になっちゃうけど。
ポゼッション・サッカーってさ、マイボール時の発想だから、
大熊さんや
ヒロミのリアクション・サッカーと違って
能動的に、主体的に試合をコントロールして推し進めていかなきゃならない。
自分たち独自の発想、閃きやそれを実行しうる能力、技術が必要となってくる。
高校サッカー界で言うならば静岡学園や今年の野洲高校が実践しているサッカーだね。
この学校単位の教育を受けるという年代において、あのサッカーが巷で「珍しい」とか「異質」とか、
色んな感嘆や驚きの言葉で表現されるって事は、日本人にとってさほど持ち合わせていないメンタリティのサッカーなんだよ。
それゆえに、
「よ〜しおまいら! 明日からリアクション・サッカーじゃなくて、アクション・サッカーするぞ!
カウンター主体からポゼッション主体なサッカーに移行し、幅を広げることでタイトル獲るぞ!」
「ハイ、判りました!! それだけですか? 簡単ですね! 僕らプロですから!」
な〜んて事は単純に運ばないでしょ。
で、清水戦観ていて思ったのが辛抱が必要だなという事。
今はさ、やっぱり頭であれこれ考えちゃってて体が上手く反応しないんだよね。
なんかさ、ボールを持つたびにポゼッション・サッカーのマニュアルを見てああしなきゃこうしなきゃ、みたいな。
もちろんマニュアルなんてないんだけど。きっと
ガーロの指示、練習だとこーだったあーだった、みたいな。
でも、気持ちも含めて後ろ向きになっているとは思えない。
下地がないメンタリティゆえ、産みの苦しみにもがいてはいるけれど。
面白いと思ったのは、この試合でパスミスが目立った
梶山。
彼はさ、縦に速く人が動く去年までのサッカーではあまり走る・動くというところが目立ってなかったんだけど、
今季はポゼッション・サッカーという人よりボールを動かすと思われがちなサッカーで、
去年よりも明らかに守備やビルドアップに絡んでいる、絡もうとしている。
チームが停滞しているところで一緒に消えちゃうのは、
梶山のポテンシャルをもってすれば重要課題なんだけど。
そして、1対1になったら勝負しろと言われているサイドバックの
徳永と
ノリオ。
監督の指示を鵜呑みにせず考えてプレーしているのが見て窺える。
石川ナオや
戸田という後ろにサイドバックのフォローがあって初めて勝負していけるウイングと違い、
取られたらピンチに直結するサイドバック。
しかも味方の釣りの動きやフォローがない。1対1に見えるが相手がもう一人サンドしにきている。
場所はかわせばチャンスに直結するバイタルエリアではなく、ハーフウェイ・ライン付近。
勝負できないっしょ? 繋いで当たり前。
何でもかんでも「勝負しろ!」と言い放ち、取られると「何やってんだよ」と腹を立てるファンより確実に頭を使っている。
個人的にはポジティブに取ることのできる変化を感じる部分があるんだよな〜。
結局、効果的な動きの質とか、繋ぎの有効性、ゴールから逆算した能動的なサッカーは練習あるのみだろうね。
なんにせよ、時間が掛かりますよ。
かといって、いつチームとしてのメドや兆しが見えるかわからないままひたすら応援してるだけってのも
自分の心情に反するね。やっぱり勝ちたいからね。
W杯中断前までにメドが立ち、中断明けに「イケる!」と思える可能性をつかめるかどうか。
ここをXデーとして考えて、
ガーロ監督の東京を見守り、応援していくつもり。
自分を信じていれば、勝利はついてくると思うので、まずは今のサッカーを信じて継続して欲しいね。
- 2006/03/19(日) 11:43:31|
- FC東京|
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コメント:3
昨日は残念でした。
あたしはスタジアムにも行けなかったし、
テレビでも見れてないので
試合内容にああだこうだと触れる事は出来ないけど
やっぱりあのサッカーはまだまだ時間かかると思うし
チームワークも個々のスキルももう一歩アップすれば
完成するのは難しいだろうけど波に乗って来るだろうし。
波に乗っちゃえば、意外にほいほい上手くいくのではと
ポジってます。新しいサッカーを始めた今
3節終了時点で悲観的になる事はないですよね?
あたしなんて、生まれてこのかた二十数年上手くいってないけど
色んな事を後悔→反省→次にいかすというのを
何万回もループし、いつかみのるだろうとポジってますよ笑。
しかし、観客動員数の少なさが気になりましね…。
あたしも来週は行きます。
- 2006/03/19(日) 16:57:13 |
- URL |
- マユ #-
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梶山やユータといった才能あふれる選手たちが育ってきて、
東京もカウンター主体のサッカーから次への進化を目指す時期に来たって感じだよね。
>自分たち独自の発想、閃きやそれを実行しうる能力、技術が必要となってくる。
ここへんのところで、東京の選手にまだ戸惑いがあるように見える。
清水戦では今野も徳永もやや迷いがあったかなって。
ガーロの考えが浸透するまでもう少し時間がかかるとは思うので、
ボクもチームの成長をじっくり見守りたいね。
>W杯中断前までにメドが立ち、中断明けに「イケる!」と思える可能性をつかめるかどうか。
ここも同意見です。選手個々のレベルはかなり高いと思うし、
新戦術に慣れてくれば、かなりやってくれると信じているので、
中断明けくらいまではじっくり見守りながらサポートしたいと思いますね。
- 2006/03/20(月) 01:14:39 |
- URL |
- たかぴー #gOiQ1czs
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>マユさん
練習を観ていないのであくまで憶測になってしまいますが、
ガーロのサッカーって、ともすれば日本のメンタリティ改革にも繋がると思うんですよ。
こと細かにポジショニングやボールの動かし方を指示しているらしいのですが、
それはあくまで基本的な事で、応用力やその場の判断はケース・バイ・ケースで選手が考えなければならない。
今までの相手がこうきたらこうするというリアクションサッカーよりはるかに難しい。
それを養うのはトップチームで?もっと若年層から!と思ってしまう部分もありますが、
実は自発力に乏しい日本の社会、会社で形成されている(残ってる)悪しき風習そのままではないか?と。
日本の一般的な体質がリアクション型なのに、なぜサッカーだけが簡単に結果を残せるものか?と(笑)
社会や会社と微妙に異なり、サッカーは対面する敵がモロに存在して、時間とスペースがないですし。
逆に言えば、身に付けてしまうと面白いように波に乗ってしまうと期待できるんです。
ま〜ね、ファン心理としたらそんな事まで考えて観る必要は全くないんだけど、時間が掛かる理由は存在するな、と。
自分の人生観では負けるより勝つことの方が得るものは大きいと思ってますが、
今はまだ悲観することはないと思ってます。もちろん楽観もできないですけど(笑)
マユさんがおっしゃる通り、開幕戦と今回と観客動員数は非常に気になりますね。
東京ファンよりヒロミファンが多かったということでしょうか?(笑)
>たかぴーさん
東京の若手、選手個々の能力自体は年々上がってきていると思います。
持っている技術もさることながら、感性という面から見ても面白い才能を秘めている選手がいますね。
梶山やユータなど獲得してきた選手ではなく、青赤が育てているというところが実に素晴らしいです。
もちろん若年層を指導するスタッフや、トップで経験を積ませたヒロミの功績、そして本人たちの努力でしょう。
そういった意味でも次のステップへ進めるとチームが判断し、
それに見合った監督としてガーロが招聘されたのだと思います。
俺的にガーロの能力は未知数ですけど、その考え方とタイミングとしては、フロントの行動を支持したいです。
個人的に勝った大分戦と負けた新潟戦にこの清水戦とガラッとやり方を変えているとは思えない。
選手起用は異なっていたけれども、違うサッカーを志したという印象は受けない。
応援時にも話したけれど、清水戦のっけの徳永のピンポイントのクロスをササが決めてたらど〜なったか紙一重。
チームの完成度の差は感じたけれど、大分戦での勝利の拍手と清水戦の敗戦のブーイングも表裏一体だっかかも。
メンタル面に対するブーイングはあっても仕方ないかなと思う反面、たかぴーさんが仰っている戸惑いが要因で、
必要以上にバランスや戦い方を気にして、あのような内容に繋がってしまったと察する気持ちの方が強いです。
俺らも見守り方を考えてサポートしていかないと、ですね。
えへへ〜、今年もまた愛するチームに一喜一憂できる日常が始まってますね〜、えへへ〜っ!(笑)
- 2006/03/20(月) 11:33:04 |
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- TATSU@Author #TpXiG7qk
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