色んな角度で蹴ってみる  ~白黒と青赤のある日常~





ユベントスとFC東京を中心とした雑感やら (2012年9月からTwitterをメインに)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

おフランスでや~んす!!

去年、人種の坩堝フランスでは移民や経済格差の問題で大規模な暴動が起こったのは記憶に新しい。

今季CL決勝戦の舞台となっている、“スタッド・ド・フランス”があるパリ北東のセーヌ・サンドニ県で、
当時強盗事件の捜査をしている警官に追われたアフリカ移民系の若者2人が、変電所に逃げ込み感電死。
この事件に対し、「相撲は頭の悪い人のやるスポーツだ」と発言した事でも有名な二コラ・サルコジ内相が、
「彼らは追跡されてなかった」と表明したのを機に、高失業率や貧困に不満を持つ中東やアフリカ系の
若者たちによる暴動が全国に拡大。
更にはサルコジ内相が彼らを「社会のクズ」と罵った事で暴動は加熱・・・。
同年の夏にアフリカ系移民が住むアパートが焼け、彼ら移民が多く焼け死ぬ事件が多発したけど、
その時にのサルコジ内相が「移民の一掃」と発言した事も暴動の引き金になっているのだろう・・・。

フランス政府は非常事態法を半世紀ぶりに適用(どのような内容なのか知らないけれど)し、
暴動は沈静化され、今年に入りよ~やく非常事態法は解除されたとか。

非常事態は免れたとはいえ、物事の解決には至っていないだろうけど・・・。





自分は2003年の夏に、2ヵ月半ほどアパルトマン生活にてパリに住んでいた。
同じ事をもう一度やれと言われても無理と断言できる無謀に近い試みと、ちょっとした裏技に多大な運が加わり、
アパルトマンを借りる事に成功した。
いや、俺自身決して無謀だと思って渡仏した訳じゃないけれど、パリの不動産屋に聞くと、
それは無茶な行為過ぎるらしく、馬鹿にされている感じすら受けたものです(汗)
もちろん法に触れるような行為ではないので、あしからず!!(笑)
具体的な話をして同じ行為をされても、こちとら責任が取れないのであまり詳細は語れないが・・・。


そのアパルトマンがあった地区は、サクレクール教会が一望できるモンマルトル界隈の18区、シャトー・ルージュ。
芸術家が多く集う事でも有名な 『モンマルトルの丘』 は、観光の名所でもあることから明るく賑わっているが、
一歩外れた住まいは、テレビや雑誌では見る事がないほど、一般的なパリのイメージとは程遠い、パリの別の顔。
住んでいる人々は自国フランス人を始め、アラブ系及び、アルジェリア、セネガル、マリやカメルーンなどの
アフリカ系移民であり、黒人街でもあった。

生活初日に、というか荷物を持ってアパルトマンのエントランスにいざ入ろうかという時に、
目の前を警官約5人が走り、黒人を捕まえて取り押さえ、周りには多数の黒人と警官隊が向かい合う
というような場面に遭遇したが(汗)、これといって住んでいて特別治安の悪さは感じなかった。
街を歩けば黒人だらけ、市場に行けば売るも買うもブラック・ピープル。
スーパーや店の番人として働いている人もいれば、いつもベンチや道端で友人としゃべったり遊んだりして
何で生計を立てているのか判らない若者?も多くいる。
街自体に活気はあるのだけれど、これだけ多い移民を受け入れつつ、職はあまり豊富ではないのだと感じた。
働く気がないというのであれば、これまた別の話になってしまうけど(笑)
パリは華やかさや美しさに溢れる街ではあるけれど、それはあくまで観光地だけだという事を知った。
生活してみてパリのステレオタイプなイメージが払拭でき、要らぬ偏見を持つ事もなくなった。

そこからさほど遠くないサンドニ地区。
スタッド・ド・フランス”の横にある芝生のサブ・グラウンドでサッカーをした。
おそらく去年の暴動の発端地域界隈に住んでいるのであろう若者たちに誘われて、一緒にボールを蹴った。
彼らはこっちが日本人と判ると、『ドラゴンボール』や『聖闘士星矢』といった日本漫画の話題を振りまいてきた。
 ※ ちなみにパリには日本漫画が豊富で、
   「キャプテン翼」が“Olive et Tom (オリーブとトム)”となってたり、
   「北斗の拳」が“KEN LE SURVIVANT (ケン 生き残りし者)”となってたり、
   「ルパン三世」が“Edgar detective cambrioleur (エドガー探偵強盗)”となってたり(笑)。

また思春期野郎の常套手段ともいえるエロねたトークでコミュニケーションを取ろうとするサマは、
日本の同世代の人と何ら変わらない若者たちだった(笑)

もともと治安が悪いとされているサンドニ地区だけど、そこに住む若者とちょっとでも触れ合いを持ったことで、
少なからず変な先入観も取り除かれたし、スタジアムがある場所よりも奥の方に足を運んだ印象としては、
閑静な住宅が並ぶ、どこかアンニュイな街だった。
もちろんそこがサンドニ地区の全てではないし、セーヌ・サンドニ県の中心街に行った訳でもなく、
またそれがどこら辺なのか判らないけれど。


去年の暴動時、これらの地区の人々は、あの街はどんな感じだったのかな?
同じ街なのか、いや国自体違うんじゃないか、とすら思った。
そのくらいテレビから流れる暴動の様子はインパクトがあり、同じ地域のようには感じなかった。
当たり前だけど、俺みたいに短期生活する程度の観光客には計り知れない、
複雑な事情が根本にあるんだろうね。


余談だけど、移民排斥を唱える極右政党、国民戦線の党首ジャン=マリー・ルペンが大統領選で人気を集め、
反発する者の一人として、アルジェリア系移民であるジネディーヌ・ジダンがコメントしてたよね。
ルペンが当選したらワールドカップには出ない!」、と。
結局は保守政党、共和国連合のジャック・シラクが当選したけれど。
一度98年地元フランスW杯の前にも問題になり、4年後の02年での大統領選でのジズーのコメントや話題が
巷で尾を引いていたような記憶がある。
韓日W杯の直前にもパリ旅行したから何となく覚えている。


あまり政治的な話をすると、全く知識がない俺はボロが出るから止めておくけれど(笑)、
かつて植民地をもっていたフランスに、責任と移民受け入れなど大きな問題がある事は確か。


ユベントスのCL決勝進出云々に関係なく、毎年恒例のCL決勝旅行を企画していた訳だけど、
暴動のニュースが大きくなっていくに連れて、意気揚々とパリに行く気持ちに一時期陰りが出ていた。
暴動が治まったと知った時、複雑な問題は解決していないだろうけど、とにかく安心したものです。




が、しかし・・・・・。


ご存知の通り、今度はフランス政府の若者雇用促進策(CPE)を巡り、若者たちの激しい反対デモが発生!!!
映像を見る限りでは反対デモというよりは大規模な暴動に近い状態になっている。

おいおい!?

日本と比べると、もともとフランスはストライキが多く、実際デモも頻繁にある。
労働者が強い国だそうで、慢性的に失業率は高いと聞く。
チャイナタウンはフランスに限らずあるけれど、アラブ人やトルコ人が働いてたり経営する店が非常に多い。
実際にトルコ人が経営する飲食店に頻繁に通い、同時期に開催されていたコンフェデレーションズ・カップなどの
サッカー話で仲良くなったり、多大におまけしてもらったりとお世話にもなった。

先進国に見受けられる、高い給料を求めてやってくる移民に職を提供する事によって、
自国労働者の職の口が少なくなってくるという現象も、今回の若者・学生暴動の原因の一つかもしれないね。


住んだ体験があるから気になるというのもあるけれど、単純にあれだけニュースになっているし、
またフランスに、パリに行く者としては、もう少し広く関心を持って動向を見守る必要があるだろ~な。
ぶっちゃけ今はさほど心配してないし、逆にその場に遭遇しようものなら・・・・・
いや、逃げた方が身のタメだな(笑)

しっかり考えて、空気も読んで、気を付けて行動しよう、と思う。



と、これを書き始めたのが一昨日、書き終えたのが昨日。
書こうとしたきっかけは、先週全仏で300万人を越えるデモにまでなり、
大学や高校の封鎖も全国に広がったというのを受けて ―。
流れてくる映像が、デモや暴動が起きている場所が、よく利用したところで行われているものだったし・・・。



タイミングがいいのか悪いのか、フランスで10日(昨日)にCPE撤回の発表!!
 ※ そ~いや、「10日までに修正法案を準備する」とか言ってたよ~な・・・(汗)


ま~、そういうことだ(笑)
間が悪いことこの上なし!!


スポンサーサイト
  1. 2006/04/11(火) 13:58:33|
  2. 日々の出来事|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
<<05-06 UEFA CL CLIMAX -SEMI FINALS- | ホーム | な"に"ぃ!?(笑)>>

コメント

フランスはイギリスからスペインに行く道すがら
すごい田舎町にかるく寄っただけなので
生のフランスに関しては無知ですが
映画を見ていても、人種差別が気になる事があります。
例えば『アメリ』という映画。
この映画はフランスが舞台なのに、街の中でも
黒人の姿が全く出てきません。
通行人に、黒人がひとりも居ないなんて不自然でしょ~苦笑

あたしが一年間過ごしたカナダも他民族国家で
バンクーバーの一番の大通りを歩けば
カナディアンよりアジアンのが多いです。
それに対し、やはり移民規制の声は上がっていました。
また、日本人は比較的ビザが取りやすいので、
リーガルで働けますが、他の貧しい国の人は、
結局イリーガルで働いたり、低賃金で雇われたり…。
日本に住んでいたら、あまり身近な問題では無いけど
世界には、色んな問題がありますね…。


あと、エロネタは確実に
世界共通のコミュニケーションですね笑
メキシカンの友達は、誰が教え込んだのか
ひどく卑猥な日本語ばかりを覚えていました笑。
  1. 2006/04/13(木) 02:05:40 |
  2. URL |
  3. マユ #-
  4. [ 編集]

Re:

>マユさん
読み返してみると、テーマがあるようで、実際は結局何が言いたいのか
よく判らないエントリーに貴重なコメントを頂いて恐縮です(汗)

気に留めていませんでしたが、確かにパリで黒人がいない風景ってのは不自然ですね。
『アメリ』で黒人の姿の有無は覚えてないですが、撮影の舞台となり、彼女が住み、働いていた場所は
俺が住んでたモンマルトル界隈だったよ~な・・・。
また石投げシーンで有名なサンマルタン運河では肌の色問わず地元民の憩いの場となっています。
俺自身、そこで黒人の方と話したり落し物を拾ってもらったりとコミュニケーション取りました。
ん~、やっぱ黒人がいないのは不自然というか有り得ない地域ですね。

カナダでも移民の規制があったり、発展途上国なんかの人々は違法労働低賃金ですか・・・。
国によって差異はあるでしょうけど、同じような問題がありますね・・・。

エロネタはやっぱり万国共通のコミュニケーション法ですかね(笑)
友人(女)がフランス人友達(男)にエロトークしたらドン引きされたと言ってましたが、きっとレアケースでしょう(笑)
  1. 2006/04/13(木) 16:35:54 |
  2. URL |
  3. TATSU@Author #TpXiG7qk
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://juvetokyo.blog3.fc2.com/tb.php/217-53af01c1

TATSU


logo1.gif




09 | 2017/10 | 11
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Official Links

FORZA白黒なLinks

青赤VAMOSなLinks

友人やらお気になLinks

動画やらLinks

FC東京関連Links

Search


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。