色んな角度で蹴ってみる  ~白黒と青赤のある日常~





ユベントスとFC東京を中心とした雑感やら (2012年9月からTwitterをメインに)

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二人のファビオ

ボチボチCL敗戦のショックも和らぎつつある今日この頃。
ただこれはあくまで時間ってヤツがショック回復を手助けしているだけであって、
何かがきっかけとなってそのショックが振り払われつつあるというものではない。
単純にCL敗退はもう過去の話という時間の経過が、気の持ちようを自然と変えさせているだけ。

ポジティブに振舞える要因となるものは、やっぱりユーベがカンピオナートの残り試合でいかに持ち直し、
29度目のスクデットをしっかり手にする事ができるかどうかに懸かっているだろうね。
俺自身、今までと比較にならないほど大きく、多くの要因から、今季のビッグイアー獲得に賭けていたため、
それが達成できなくなった今は、きっと満足はできないだろうけど、やっぱりカタチとしてカンピオナート優勝が
唯一残されている最大の癒しだろう・・・。
インテルやローマあたりからすりゃ、それを癒しととるには眩しいくらいに贅沢なものなんだろうけどね (笑)



   05-06 第34節
     カリアリ vs ユベントス






個人的に80年代後半~90年代と違って、セリエAはもはや世界最高リーグとは捉えていない。
世界各国から優秀な選手、いや偉大な選手が終結していた当時のセリエAとは異なり、
いまや自国伊人すらセリエの素晴らしさをあからさまに説く事を止め、スペインやイングランドに魅力を感じ、国外へ流れている。
選手の動きをみていると、世界最高の隆盛を極めた魅力は下降線をたどっているフシがある。決して衰退ではないけれど。

でも世界最強という意味合いでは、まだスペインやイングランドよりもイタリアの方に分があると捉えている。
それは上位陣云々やチャンピオンズ・リーグの成績もさることながら、下位チームの激しさ厳しさ、底辺の強さが、
他国と比べて色濃いかなと。スペインやイングランドの下位チームをあまり見ていないので大きな事は言えないけれども、
漠然とそんな印象を受ける。

それゆえに、この日苦戦が強いられるのは予想していた。
降格争いを演じ、尻に火がつきつつあるカリアリが相手では、常勝軍団ユーベでも困難な戦いになるだろうと。
そして今のユーベはCL敗退という精神的ショックと、それが加味されたフィジカル的疲労を考えれば、
楽な試合展開になる可能性は低いだろうな、と・・・。


それでも、まさか!?だった・・・。
ここまで厳しい現実が待っていたとは!?

予想通り流れるような連携や痺れるような展開が希薄なままで試合が進んでいたとはいえ、
力量関係を考えれば90分で1点は決められると思っていた。
1点リードされてからも何とかなるだろう、根拠なしにいつかは逆転できるだろうと・・・。
苦戦しつつも結局はユーベのしたたかさ、老獪さ、経験とプライドってヤツが優っちゃうんじゃないか、と。
そろそろいい加減勝つだろ~よ!と。


甘かった・・・。
考えが恥ずかしいくらい安易だった・・・。

ドリブルで突っかけては取られ、パスは繋がらず、シュートは枠を逸れ、雰囲気が勝つ者のそれでないのが伝わってくる。
軽くいなされ、ファールを犯し、ある者は冷静さを欠き味方になだめられる・・・。
そもそも精神状態が平常心ではないから、積極的なつもりが実は無謀であったり、慎重さが実際は臆病だったり・・・。

海千山千な選手を擁するユーベであれば、きっと判ってるはずなんだよ。
「何やってんだよ、俺たちは!? 俺らはこんなもんじゃないだろ?」って。
俺なんかが何かを思う何倍も、彼らは深く広く多くの事が頭の中で巡り巡ってるんだよ、絶対に。
でも頭から出る指令にカラダがついていかなかったり、いつもは冷静に待てるところでも行っちゃったり・・・。

アレがPKを外したあたりから、少なくとも今日こそはマズいぞ!と思い始めた。
 (おいキメンティ! あんたプロだよ! でも空気読めよ!!!苦笑)
試合終了間際にはぶっちゃけ今季2敗目を覚悟した(34試合して2敗目ってとこが恐ろしく奇妙な覚悟だが・・・笑)。
ユーベの心身不調はここまできてしまったのか、と。
ユーベを応援しているといっても、テレビの前で白黒戦士に対して何かが出来るわけではない自分・・・。
思考回路は狂い、あ~して欲しい、こ~すべきなどという脳内運動すら停止・・・。
衛星で送られてくる映像を見てフリーズするしかなかったね。
まぁ~フリーズするって事は、逆にいうと「あ~ぁ、負けたな・・・」と勝手に自ら試合に見切りをつけて
気持ちを楽にしているワケではないという証拠でもあるんだけど・・・。

マジかよ!? ちくしょう! オイオイ・・・ 頼むよ・・・
心の中だけに留まらず、声に出したのも1度や2度ではなかった・・・。





ソレが起きたのは、ロスタイム5分のうち、4分58秒が過ぎたあたりだっただろうか・・・

この時間帯でどこにそんな力が残ってたんだ?というほど圧倒的なジャンプ力をみせ、
高い打点と確かなコースを突き、CKからのボールを得意のヘディングでネットを揺らしてくれたのは
凛々しい眉毛の持ち主でいて、己の肉体を惜しみなく雑誌グラビアから皆さまへ提供してるカンナバーロ!!!!
ぐぉーーーーっ!! ぐら~~~つぃえーーーーっ!!!!

ナポリやパルマ、インテルでさほど得点していたワケではないカンナバーロは、
対人守備能力最強なディフェンス面以外でも、今季得点者として何度もユーベの窮地を救っているんだよな~。
彼の値千金でいて起死回生でいて超劇的なゴールと、男らしさをプンプン匂わせる精悍で濃ゆ~い眉毛に、
ウットリきたのは白黒な女性だけではあるまい(笑)
何かさ、目頭がジーンときちまったよ。
        









得点の瞬間、部屋の天井にコブシをぶつけてまでジャンプ&ガッツポースを決め込んだ俺(痛笑)
ふとテレビに目をやると、あれほど冷静・冷徹と言われているカペッロ監督が、怖いくらい歓喜の形相で、
ガッツポーズを決め込んでピッチで走り荒れ狂ってるではないか!?(大爆笑)
おいおいカペッロさんよ~、そんだけ走ってもズレない眼鏡してるんだったら、
もっと大きなアクションしてくれよ~! 常に喜怒哀楽を提供してよ~!(笑)
多面的に賛否両論ある監督だけれども、人間性は非常に面白いものは持っているはずなんだよな~(笑)
あんな印象的なシーンは、82年W杯決勝で西ドイツのゴールネットにイタリアの2ゴール目を叩き込んだ
タルデリの絶叫トランス状態ガッツポーズ・ラン以来かもしれない ―。


もしこの日負けていれば、徐々に勝ち点が詰まってきているミランのプレッシャーも受ける事になり
相当尾を引く敗戦になっていたかもしれない。
でも、この試合が終わってみて何か自分の中に残ってたCL敗退のショックが吹き飛んでいる感じがした。
そして今季はまだ終わってね~じゃん!と。
2冠を目標にしてきて、まだ目標の1つは残ってるじゃん!って。

カンナバーロの劇的かつ感動的なゴールと、カペッロが見せた大爆笑なガッツポーズ。
2人のファビオによって、俺の気持ちの切り替えが完全に完了した。

2位ミランとの勝ち点差が5しかない? アホか!?
残り4試合で勝ち点差5もあるじゃんか!!
勝ち点差5のアドバンテージをネガティブに捉え怯えるのはユーベじゃない。
それは敗者のメンタリティだろ?  インテルの専売特許だろ? (笑)
勝ち点差5の余裕、これこそがユーベの勝者のメンタリティじゃなかったのか?

白黒軍団には、こんな単純明快なユベンティーノみたく、遠い日本にいるゲンキンなヤツみたく、
この日の価値あるドローで上昇のきっかけを掴んで欲しい。
不満だらけの内容だったけど、この同点弾は絶対に大きかった、絶対にこの勝ち点1がカンピオナートを左右した!
そう思えるフィナーレを迎えよう!!!

残りはラツィオやシエナ、パレルモにレッジーナと超曲者揃いだけど、
戦うべき相手は昨今のユーベ自身だよね?

お楽しみはこれから!でしょ??



  やい、ユーベ・オフィシャルよ!
  なんであんなにおいしいカペッロの歓喜の写真をUPしてね~んだよ!?(笑)


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  1. 2006/04/17(月) 21:50:24|
  2. ユベントス|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:4
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コメント

これぞサッカー醍醐味!な試合だったようで…(^^)

私は残念ながらカンナバーロのゴールシーンすら見ていません(好きなのに…)。
だけどこの文を読んでいて

いいな~、優勝争いって!!

と強く思いました。
アドレナリンが絶対違いますよ(笑)
  1. 2006/04/18(火) 21:12:35 |
  2. URL |
  3. ymacky #-
  4. [ 編集]

Re:

>ymackyさん
ホントにこれぞサッカー!といった醍醐味を味わう事ができました。
これ、逆の立場だったらサッカーの怖さをまざまざと!といった感じになったでしょうね。

おかげで俺自身のCL敗退のショックも払拭できた感じです。
優勝争い出来るって幸せな事ですね~。
CLCL言っててスクデットの価値を見失うところでした(笑)

カンナバーロのゴール、エントリー内の写真を観てやって下さい。
あんなに囲まれてんのにどんだけ飛べちゃってんだよ!?という驚愕のジャンプヘッドでした。
  1. 2006/04/20(木) 10:18:08 |
  2. URL |
  3. TATSU@Author #TpXiG7qk
  4. [ 編集]

こんばんは~。
ひぃぃ、TATSUさん(>_<)若くてかっこよかった頃のタルデリの、しかもイタリアの(今んとこ最後の)WC優勝を決定付けたゴールのあの名絶叫シーンと、現役引退して久しいおっさんがスーツ姿で興奮して走る姿と一緒にしないでくださいっ(笑)

おっしゃるとおり、ああいうぎりぎりの同点弾はチームにとってほんとに大きいし、あれで雰囲気もぐっとよくなる…のが普通ですよね。
しかしな~、本来ブレーメン戦のあのぎりぎり決勝弾もチームに勢いつけてくれる筈と思ってたのにダメだったのと、今週の練習中にあまりに選手たちの覇気がないんでカペッロに何度も叱り飛ばされてたとかパヴェルが練習出てないとかいう情報見ると、ちょっと不安です(;´`)カモも2試合出場停止でまた罰金でもうクラブとの関係最悪っぽいし(あのエルボーじゃ自業自得だけど、一応劇的決勝ゴールのアシストしてるんですけどね…泣)。

まぁ昨シーズンも、この時期のラツィオ戦はズラ3試合だか出場停止に怪我人だらけで人足りなくてベンチにプリマヴェーラの子つれてくるなんて非常事態の中、ぎりぎり勝ちもぎとってあのミラン戦へ繋げたわけだから、その再現を願いましょうか~。
あ、もう今日なんですよね。もう一斉開催、早いなぁ。
  1. 2006/04/22(土) 03:00:33 |
  2. URL |
  3. Luka #.2MCFEQU
  4. [ 編集]

Re:

>Lukaさん
ど~もです!
いや~、イタリアというカテゴリーのタルデリよりも、ユーベに属するカペッロの走る姿の方が俺にとっては印象的ですよ~。
おっさんが、決してエレガントではないスーツ姿のおっさんが走り荒れ狂ってるから喜ばしいのです(笑)
カペッロのあんな姿、もっと観たかったですよ! ハラヒロミんとこ行ってなんたるかを伝授してもらって欲しいです(笑)
何気に冷静とか頑固とか言われる監督ってヒッツフェルトにしろ、モウリーニョにしろ、トップメラーにしろ、
ああいう喜び方を意外とするもんですよね~。マッツォーネまでいくと生きた伝説になりますけど(笑)

確かにブレーメン戦でのあのラッキーな勝ち方があったにもかかわらず勢いに乗れないってのは不細工な話です・・・。
でも今回の同点弾はチーム云々ではなく俺自身にとって重要なものでした。
今更劇的に良くなるとは思えないですし、プレーの成熟や向上はこの時期、今の状況で求めてないんですけど、
俺自身のCL敗退ショックからの切り替えが完了するには十分なゴールでした。
あ~あCL・・・とか、ちくしょうCL・・・とか愛するチームをつまらな~く思いながらカンピオナートを観ていて・・・
切り替えが全く出来なかったほど今季のCL決勝は俺にとって重要だったんですけどね・・・。

ラツィオは喜ばしくない相手ですが、素直にスクデットを狙うという心持ちで観たいです(都合によりリアルタイム観戦は無理なんですけど)。ミランの事を考えちゃったらやられると思いますが、勝ち点差5もあるし、カンピオナートのただの1試合という感覚でできれば久々の勝ち点3が得られるかと期待しております。
しっかしホントに早いですね~。やってる選手には申し訳ないですがもっと観たいです。
  1. 2006/04/22(土) 12:58:14 |
  2. URL |
  3. TATSU@Author #TpXiG7qk
  4. [ 編集]

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