色んな角度で蹴ってみる  ~白黒と青赤のある日常~





ユベントスとFC東京を中心とした雑感やら (2012年9月からTwitterをメインに)

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07欧州旅行 ~中欧3ヶ国の旅~ vol.9

オランダ、ベルギーはまたの機会にという事で、ただ漠然とスイスには行きたいという愛方。
ロシアのサンクトペテルブルク行きを諦め、チェコのプラハだけは譲れないという俺。
双方の意向を考慮して、計画を企て(てか、90%は俺が。笑)、間にあるオーストリアのウィーンにも寄り、
6年連続進出を果たしたCL決勝旅行を卒業して中欧の3ヶ国を旅行する事となった07年。
最後に“完オチ”が待っていたことなど予想もせずに、今年もまたヨーロッパの初夏を満喫してきた。


既に中欧から帰国して1ヶ月が過ぎているのに、ブログの即時性を完全に無視し、
ダラダラと旅行記を綴っちゃってる俺は、むしろホームページ向きな感が無きにしも非ずだけれど、
ここに中欧3ヶ国旅行記録の最後のエントリーをUPしてみる。

その前に、今回の旅行のこれまでの記録を。
  07欧州旅行 ~中欧3ヶ国の旅~ vol.1  【 第1弾 完オチ 】
  07欧州旅行 ~中欧3ヶ国の旅~ vol.2  【 第2弾 SWITZERLAND Pilatus-Kulm 】
  07欧州旅行 ~中欧3ヶ国の旅~ vol.3  【 第3弾 SWITZERLAND Luzern 】
  07欧州旅行 ~中欧3ヶ国の旅~ vol.4  【 第4弾 SWITZERLAND Zurich 】
  07欧州旅行 ~中欧3ヶ国の旅~ vol.5  【 第5弾 SWITZERLAND ~ AUSTRIA EuroNight 】
  07欧州旅行 ~中欧3ヶ国の旅~ vol.6  【 第6弾 AUSTRIA Wien 】
  07欧州旅行 ~中欧3ヶ国の旅~ vol.7  【 第7弾 CESKA REPUBLIKA Praha  part1 】
  07欧州旅行 ~中欧3ヶ国の旅~ vol.8  【 第8弾 CESKA REPUBLIKA Praha  part2 】



第9弾 CESKA REPUBLIKA Praha  part3 】

その土地のモノを食する。

俺にとって海外旅行を楽しむ、気に入る要素として、モニュメントやシンボルなどを含めた街並みが
自分にとっていかに心地良いかというのが大きなウエイトを占めているんだけれど、
郷土料理が楽しめるか、自分の口に合うかどうかもまた、訪れた街の印象を大きく左右する。
まぁ、ほとんどの人がそうだと思うけれど。

決してグルメな野郎じゃないので、さしたる感想は言えないけれど、
プラハでもまた、郷土料理を味わってきた。






山に囲まれたチェコの料理は、基本的には肉料理が中心。牛や豚をはじめ、鶏、鹿、ウサギにアヒルなど色々ある。
それらの肉を使用したグラーシュ(goulash)が定番の郷土料理。
グラーシュはもともとハンガリーで生まれた肉の煮込み料理だけれど、東ヨーロッパ全体に広がって、
今ではそれぞれの国で独自のグラーシュがあるらしい。
そのグラーシュなどのメインディッシュの付け合わせとして添えてあるのが、クネドリーキ(Knedliky:チェコ風ダンプリング)という
小麦粉ないしはジャガイモを、卵や牛乳で練り、蒸し上げたもので、ソースを絡めたり、スープに浸していただく。

そんなプラハの伝統的な家庭料理は、街の至るところで気軽に食べることができる。
観光名所付近ではもちろんのこと、ちょっと離れたところでもテラス付きのレストランが多く目立つので
よほどのこだわりが無ければ、腹が減った時や思いついた瞬間に、直ぐに食事にありつける。


まずは地下鉄A号線スタロムニェストスカー駅付近のレストランにて、チェコ伝統のオニオンスープと、
ローストポーク、グラーシュを。
オニオンスープは酸味が凄かったけれども、卵でまろやかさを出しており、オニオンは十分に浸っていて
苦味などはほぼ皆無。底にはローリエの葉が入っており、香りと味が強調されていた。
ローストポークは肉は柔らかく、ソースがややしょっぱい感じだったけれど、、添えてあるほうれん草と交互に食べると
そのさっぱり感と絶妙なバランスになる。ジャガイモのクネドリーキは水分は少なめで 重厚なもっちりさがある。
そのまま食べると素朴な味だけれど、ソースを絡ませると美味い!! ソースがしょっぱいのは付け合せを考えての事かな。
グラーシュもまた、肉が柔らかく、下処理が上手いのか、臭みなどが全く無く非常に食べやすい。
シチューとほぼ同じような感覚だけど、あまりドロっとしておらず、食べるというよりもスプーンから吸うような感じで頂いた。
こちらの小麦粉のクネドリーキはジャガイモのものほど重厚ではなく、それ自体で食べると更に味気がないけれど、
グラーシュに浸して食べると絶品ですな!
ただ、クネドリーキは見た目以上にもちもち感が強く、そんなに多くは食べられない。2個で十分というくらい腹に溜まる(笑)
     





 さて、ビールと言えばドイツ、アイルランド、ベルギー、そしてイギリスなどを
 俺は連想しがちだけど、ここチェコも世界的に有名なビール大国らしく、
 ピルスナー・ラガービールの発祥地でもある。
  (俺、アルコールは管轄外だけど・・・)
 良質の大麦と軟水が湧き出る恵まれた街・プルゼニ(ピルスナーの語源)で、
 古くからビール醸造が行われてきたそうな。

ビール好きな愛方は、プラハ旅行の大きな目的の一つとして、ピルスナー・ウルケル(Pilsner Urquell)を楽しみにしていた。
日差しが強い日中、俺の行きたいところに半ば強制的に付き合って歩きまくってくれた愛方には、
自身が「この世の中にある最高の飲み物」と言ってはばからない“おびぃる”を飲む権利があった。

文字通り、ウルケル(ドイツ語で元祖の意)なピルスナー、黄金色に輝くその液体を口にした愛方の感想は、
  「あ~、こりゃキテる! きちゃってるねぇ~~! 異国の美マジックが加味されているというのを差し引いても美味しい!
  なんて言うのかな、苦味がきいてて、風味が豊かというか、ゴクっゴクっ、ぷはぁ~! コクがあってね~。
  ゴクっ、非常に飲みやすくて変にお腹に溜まらないし、ゴクっ、チェコはビールの消費量がドイツやイングランドを凌いで
  世界一らしいけれど、ゴクっ、それも何か、ゴクっ、頷けるわぁ~、ゴクゴクっ ぷはぁ~~!!」
早い話、ピルスナー・ウルケルを満喫中である(笑)

ちょっと数口、俺も飲んでみた。ほほ~ぅ、泡がクリーミーで、確かにのどごしが爽やかでコクもあり・・・
って、んなもん俺には判らね~~よ!(苦笑) 苦ぇもんは苦ぇ!
ただピルスナー・ウルケルには妙なスッキリ感があった。
ビールやサワーなどの「炭酸+アルコール」という、俺にとっては「この世の最悪な組合せ飲み物」を口に含むと
瞬く間に顔が赤くなる照れ屋さんなおいらの顔は、なぜか至って平気。
ビールそのものは美味しいと感じられないお子ちゃま舌だけど、辛さが後に引かないかな~とは思った。
ただ、これが水やコーラ、スプライトなどのソフトドリンクよりも安いんだもんな~。
俺みたいなアルコール苦手って人は欧州では滅法少ないだろうから、そりゃ飲まなきゃ損だろ~な。



お次は旧市庁舎広場で食したスープ2種類と魚料理。
ボヘミア風クルトン入りのガーリック・スープもまたチェコ伝統のものらしい。
特別美味しいというワケではないけれど、ガーリックの香りがよく、具沢山で食べるスープという感じ。
もう一方はグラーシュ・スープで、グラーシュそのものよりもさっぱりした、酸味のあるシチュー系の味だった。
そして、タラ・フィレのほうれん草グリルは絶品! ホクホクとした白身にチーズとほうれん草が一層の味付けを加え、
キューっとレモンを絞って食べるとより味が引き締まる。今まで海外で白身魚というと、たいていフライで食べることが
多かったけれど、このグリルは非常に食べやすく、美味しかった。週に1回くらいのペースで食べたいと思わされた。
     







ナショナル・ネーデルランデン・ビル(ダンシング・ビル)近くの店で食したグラーシュは、これまた面白い味でして。
ボヘミアン・サーロインのグラーシュと書かれていたこの店のものは、カレー風味の味で、相変わらず肉は柔らかい。
上にサワークリームが乗っかっており、その間に挟まってるのはラズベリージャムとレモン!?
グラーシュそのものはしょっぱいんだけれど、合わせて食べると甘いんだか何なんだか・・・。
バランス的な相乗効果はあるのだけれど、肝心な美味しい肉の味が一層引き出されているかといえば微妙(笑)
それぞれの国で独自のグラーシュがあるとは言うけれど、プラハの店の中でも様々なものがあって
楽しめたという意味では、まぁこれもありかなと。このグラーシュしか食べずに勘違いしちゃってたら怖いけれど・・・。
クネドリーキは、食べ切れないほどお腹に溜まります(苦笑)

そして愛方は、タバコの煙をくゆらす俺の隣で、ピルスナー・ウルケルを心行くまで味わう、の巻っきっ!!(笑)
     







今まで旅の先々で郷土料理を味わってきてるけれど、このプラハのように一般家庭で作られているような
庶民的な食事ができるのは凄くいい。
例えばフランス料理とか日本料理とか言われているもののイメージって、実際は家庭的な素朴ものではなく、
気軽に飛びつき難い凝ったものが多くて、いまいち郷土料理として認められない部分があり、
1回の食事で恐ろしいほど財布の中身がすっ飛んでいく(苦)
けれどもプラハでは1回の食事で700円にも満たないくらいで、飾りっ気などいらず、味も確かで飽きもこない。
以前現地で食べたイタリアやトルコと同じように、プラハの郷土料理は現地人への親しみを感じられるような料理だった。





旅行最終日のプラハの朝、いや朝と言うには全くもって早い3:30過ぎ頃に起きた俺は、
窓の外が真っ暗である事を確認し、シャワーを浴び、バスタブにゆっくり浸かりながら、
強制的に目を覚まさせていた。
軽くストレッチをし、外出の準備をし、プラハの空が若干青みを帯び始めた4:30過ぎには、
愛方をホテルの部屋に残したままプラハの街へ飛び出していった。

ハネムーンの最中に失踪!?
いやいや、違うがな!(笑)

静かで人っ気がないであろう、早朝のカレル橋の別の顔をみて見たかった、
そしてその写真を撮りたかっただけでして。


 昼は半袖でも暑かったけど、ジャケットを着ても少し肌寒いプラハの早朝。

 ヴルタヴァ川沿いをカレル橋に向かって歩いてみる。
 人の気配はほぼ無く、車が時折、石畳をゴロゴロと音を立てながら通るくらい。

 この国一番の規模を誇る都市・プラハでも、街はまだ眠りから覚めてはいない ―。


思った通り、いや思った以上に、昼間の活気が信じられないくらい人影がないカレル橋。
辺りはとても静かで、ゆるやかに流れるヴルタヴァ川の音すらほんのり聞こえてくる。
少しだけもやが掛かった幻想的な雰囲気から、青みを帯びた空と建物へ徐々に
太陽の間接光がつき始めた風景は、とても毎日当たり前のように来る朝とは思えなかった。
何かとてつもなく希少価値のある光景を、カレル橋の上から独り占めしているような・・・。
             




             







幸か不幸か、それとも皮肉とでも言うべきか、共産主義によって古い街並みが残ったプラハ。
2度の世界大戦にも巻き込まれず、また大戦後の経済発展の影響も受けず、しかし複雑な歴史や
政治事情に翻弄されながら、あらゆる建築様式の美しい建物を守ってきた建築博物館の都。
そして今もなお生き続け、俺のようなヒネクレ者ですら大いに魅了させてくれる千年都市。

朝焼けのカレル橋とその周辺は幻想的であり、日中の自然光を浴びた街並みは神秘的であり、
暗くなりライトアップされた夜はまた、妖艶な姿を持っていたり・・・。


来て良かった。
そしてまたいつの日か、必ず訪れたい。
心の中で何度もそうつぶやきながら、旅の思い出をカタチにした物をラゲージに詰め空港に向かった。


まぁその先は vol.1の“完オチ”へと続いて旅が終わるのだが・・・。



「な~に勝手に締めちゃってからに? こっちはまだ旅の続きを楽しんでるわ!」とは愛方の弁。


冒頭でも書いたけれど、帰国から既に1ヶ月以上が経過している・・・。


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  1. 2007/07/21(土) 17:21:04|
  2. サッカー観戦旅行他|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:4
<<【白黒】 もうそんな時期か!? | ホーム | 07欧州旅行 ~中欧3ヶ国の旅~ vol.8>>

コメント

おお!凄い景色!!

毎年羨むほど楽しそうな旅行を満喫してきてるね。
今回はプラハに行ったんだね~。いいなプラハ、街並みも美しくて、行ってみたいところなのよね。
それにしてもいつもいい写真を撮ってくるね。よけいに行きたい欲が増してくる。。。

サッカー観戦はしてこなかったの?
  1. 2007/07/24(火) 15:00:56 |
  2. URL |
  3. せ~の #-
  4. [ 編集]

Re:おお!凄い景色!!

>せ~のさん
久し振りじゃん、元気してた?

何年も前からずっとプラハには行ってみたくて、毎年チャンピオンズ・リーグ決勝旅行の際に
立ち寄ろうかと何度も計画していたんだけど、なかなか都合の良い決戦会場にならなくてね。
今回はサッカー抜きでチェコ・プラハと近隣のオーストリア、そしてスイスに行ってみた。

特にプラハは写真とは比較にならないほど美しい街並みだから、お薦めだよ!
  1. 2007/07/25(水) 13:43:46 |
  2. URL |
  3. TATSU@Author #TpXiG7qk
  4. [ 編集]

こんにちは~、こちらではお久しぶりです。
先日うちのほうで、旅行記のことについて改めてお邪魔しに行きますねーとか言っといて、それから軽く1ヶ月くらい過ぎてるような(汗)
いやぁ、連載のどの回も内容が濃いしたくさんの写真はどれもクリック(拡大)したくなるしで、隅々まで読み終わるのにすっかり時間かかってしまいました。<1ヶ月もか!(爆)

で、やっぱり1番の感想は「いいないいな~プラハ~~(<チェコビールも含め♪)」ですね(笑)死ぬ前に一度は行ってみたいカレル橋。
ブルタヴァ川対岸からのプラハ城、ナマは日中も最高だったのでしょうけど、写真では
1日目の夕闇の中ライトアップされてるのと、3日目の朝焼けの中のが個人的には1番好きです。
それにしても、「静かで人っ気がないであろう、早朝のカレル橋の別の顔」を見たいがためだけに3:30起きしちゃうTATSUさんはスゴイ(^^;や、実際それだけの(もしくはそれ以上の)価値のある風景を見られたんだと思いますけど、私なら計画倒れ間違いなしです(爆)<起きられなくて
  1. 2007/08/11(土) 16:01:42 |
  2. URL |
  3. Luka #-
  4. [ 編集]

Re:

>Lukaさん

いえいえ、友人達に「色んな意味で気軽にコメントできるブログじゃない」と言われる当ブログですが、
わざわざご丁寧にコメントいただきましてありがとうございます。
しかもブログというよりはホームページ向きで、無駄に長ったらしい旅行記を読んでいただいて感謝です。

プラハはどこそこがいいとか、パートではなく街全体がホントに素晴らしかったです。
石畳の道を歩いているだけで、歴史や文化と一体になった気分がして、とにかく酔えるのです。
カレル橋を歩くときの酔いは最大級でした。
規模も程よいですし、長く滞在してちょっと踏み込んだ探索をしたいという気持ちにさせられましたよ。
(もうパリの時のようなアパルトマン暮らしは現実的ではありませんが・・・)

ただその魅力に吸い寄せられる人が多いがために、カレル橋を始め、街の主要スポットには人が多く、
前や足元がよく見えないなんて事も多々あり、落ち着いて好きな写真が撮れない状況でもありました(苦笑)
早朝のカレル橋を撮るというのは全然考えていなかったのですが、前夜急に思い立って起きて行ってきました。
早朝ゆえに交通機関が眠っており、行きは新市街にあるホテルから旧市街へ歩いたため、時間が掛かり、
睡眠不足や体力的な限界があって、カレル橋周辺しか見て回れなかったのですが、
幻想的な景色を得られた甲斐が十分にありました。

もちろん朝に限りませんが、プラハの街並みは得にお薦めですので、機会があれば是非ご堪能下さい。
  1. 2007/08/12(日) 13:26:15 |
  2. URL |
  3. TATSU@Author #TpXiG7qk
  4. [ 編集]

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