一週間も経った話だが・・・。
今期リーグ最終戦、俺の東京が千葉に負けた。
愛方の大宮が磐田に勝ったため、それまで自動降格圏内にいた千葉の残留を
夫婦揃って大いに、そして劇的にアシストした格好になる。
そろそろお歳暮が届いてもいい頃なのだけど・・・(笑)
冗談はさておき、非常に悔しい。
決して千葉をJ2に落としたかったワケではなく、ACL出場権を得られなかったからでもなく、
最後まで優勝争いした上での5位以内フィニッシュという自分なりの東京目標を達成できなかったから。
いや、厳密に言うと、それが大きな理由ではないな。上手く言葉に出来ないけれど。
2-0からの逆転といえば、どちらかというと我らが東京が起こしてきたイメージが強い。
記憶に新しい倉又采配の緒戦、同じ場所で同じ相手に劣勢をひっくり返した経験もあるし。
窮鼠猫を噛む、というとやや御幣があるけれど、千葉は立場的に前に出るしかない状況で、
その相手に前半だけで2-0ではなく、後半に入って2点差にしたというところから
東京が逆転されたのがとてつもなく悔しくて、ショッキングな部分もある。
メンタルの差が出たとか、受けに回ったとか、油断とか言われているけれど、
それ以上にチーム全体が単純に戦い方を間違えちゃったんじゃないか?と思う。
実際に観ていないし、あの場の雰囲気を直接感じていたワケではないので
「あんまし言えねぇ」なんだけど、ノッちゃうと手が付けられないイケイケドンドンな東京から、
能動的に試合を進められるようポゼッションしながら勝つというチームに方向性を変え、
この試合は非常に優位な状況になったにも関わらず、クロージングできなかったのが残念過ぎる。
おそらく千葉は2点リードされたところで相当ダメージ受けたと思う。
究極の開き直りで点を取りに来たかもしれない。
そんな相手にパスを回して上手に時間を使い、まずは勝つことを考える。
次にチャンスがあれば追加点を、と、相手をいなす事はできなかっただろうか・・・。
そのための選手のポジショニング、選手交替が出来ていたのかどうか。
メンタルとか油断とか、大きい要素だと思うけれど、それって目指しているフットボールの
進化、改善とは別の問題だと思う。ACLという目標があったチームのメンタルが、その後
4点を返されるほど劣っていたとは考え難いんですよ、個人的に。
選手個々の状況判断、パートやチームとしての試合の進め方、監督の采配といった切り口で、
リーグ最終戦にやっちゃいけない試合をしてしまったんじゃないか?と思ってならない・・・。
天皇杯で挽回しないとな。
さてさて、毎年この時期になると選手の出入りについての話題が事欠かなくなってくる。
生粋の東京人である俺にとっては、選手ありきではなく、チームありき。
そのため極端な言い方をすると、チームが強く面白くなってくれれば、選手は誰でもOK!
ただ、とはいえ、小澤の契約非継続とエメルソンの契約満了は個人的に残念だな~。
小澤は最近少数派になってしまった気持ちを全面露に出せる突貫小僧的な選手で、
東京の前線にはプレー面でもいないタイプだったからね。
エメルソンに関しては前半戦でメッタメタ大絶賛してた、素晴らしい選手だった。
けれどもカボレを東京の中で活かすためサイドに置くようになってからシステム変更があり、
エメルソンを活かすポジションがなくなってしまった。出場機会が減って、たまに出る試合では
適材適所じゃない事からミスも増え、久々に観たホーム最終戦の新潟戦では今までで最悪な
プレーっぷりだった。ちなみにその試合でエメルソンを起用する事でシフトチェンジする格好となった
羽生も持ち味が消えてしまっていた。エメルソンのテクニックは本当に素晴らしく、無駄な酔いがない。
プレータイプ的にも稀な選手で東京に多くのものをもたらしてくれると確信していただけに・・・。
難しいよな~、チームを構成していくって。他の選手との兼ね合いもあるし。
それと1年で見切るというのは選手云々だけではなく、フロントに見る目がないと言ってるような
部分もあるので、強化する側の分析力も確かなものにしていってもらいたい。
好みって誰しもが持ち合わせていると思うけれど、最終的には東京にとってよりよく有益になる、
勝利に大きく貢献できる選手で構成されていくと信じたいね。
「あんまし言えねぇ」とか書いておきながら、相変わらず潔くないね、このブログの中の人は(笑)
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- 2008/12/13(土) 23:05:05|
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